シザーズorレザー?
アシスタント時代、カットの試験はシザーズ(ハサミ)で
イングラデーション(内巻きワンレン)
グラデーション
レイヤー・・
途中からレザー(かみそり)カットの試験も受けていくのですが、
私はたまたま1年目が終わる頃、
ちょっとしたコンクールに出ることになり、そのスタイル上、
レザーカットもいきなり習ったのです。
レザーカットは今でこそ流行のお店でも見ることが増えてきてはいますが、
当時はハサミのカットが主流の時代。
レザーは昔の日本人カットの始まりだったらしい。
だから、このお店の大先生達は今だにレザーにこだわっていた。
(それが近年、新しく今風の使い方でよみがえったのです)
レザーカットは髪をはさんでいる指に刃をかすめながら切っていくので、
練習し始めの頃は傷や血まみれでした。
でも、楽しかった。
レザーカットは切りながら同時に毛量調整ができる。
そして流れも方向性や納まり感、立ち上がり感なども
その毛束、その位置、くせなどに対応できるのです。
そして、日本人の硬くた太い髪を、柔らかく、軽やかで
美しいスタイルを簡単に作りだす事が出来ます。
ハサミが流行ったヴィダルサスーンのカット法は理論や
組み立てがあって分かりやすいのだと思います。
でもサスーンカットは外人さんのもともと明るくて細くて柔らかい
髪だからこそパツンと切っても美しい。
それをそのまま日本人の髪を切ったなら重くて硬くて動きにくい
スタイルになってしまう。
だから日本人美容師はハサミで切ったあと、スキバサミやスライドして
切ったりギザギザに切ったりという手間が必要になるんです。
(髪質やスタイル、流行やセンスによりそうとも言えないことも
もちろんありますが。)
私は仕上がり感はレザーカットが断然好きです。
女性らしさ、上品さが上手に表現しやすいのです。
でも・・。
概してレザーカットは傷むと思っている方が多いのです。
たしかに、最近流行系の切り方は・・・うーん。って部分が確かにあります。
だからケアの必要性も<大>なのにそこには触れず、みたいな。
私はハサミの方が実は傷むのよ、と先輩から聞きました。
ハサミは切る時に髪を押しつぶして切られていると。
(1本の断面図を想像してくださいね)
でもここのレザーカットはひとり一枚の刃を使い捨てで切っているので、
切れ味はハンパじゃなくキレイ!
イメージで言うと、何枚かの紙をハサミできると切り口は折れ曲がった跡がフチにつく。
でもカッターで切ると・・・。おわかりでしょうか?
(でもホントに技術者の切り方次第です)
それでも、レザーは切る感触がジョリジョリと感じるので、それをイヤがる方もいます。
その感触が切られてる感じがして好き、と言う方もいます。
私は、コンクールのおかげでアシスタント時代、夜のモデルさんも
レザーカットをする事が幸いにも多かったので・・・、好きなんです。
それでも・・・、次のお店では徐々にレザーを封印していきました。。。
色々な流れと反応を察知して、また自分の中でハサミの理解をも
して行きたかったからなんですが。
でも、この方のこの部分はどうしても!って時は使います。
そして、これからは、私らしい創作活動(髪型作り)をしていきたいので、
機会は増えるかも・・。
ケアの意志が高いお客様が多いからこそ!・・・ありがとうございます~!
でも、私はハサミー!って方。
私はレザーOK!って方。
気になった事など、どんどん聞いてもらえたら助かります!
(聞きますけど~(笑))
世の中の時間がなく忙しいけど、美しく上品でキレイな髪でいたい方々のために!!
または、ぜんぜんゆとりがある方もっ!!
ご期待に応えられますよう、これからも努力し続けて行きたいと思います!
そして、ステキな癒しがもたらされますように・・・♪




