2008年10月28日

手荒れ。。。。。

 
 それは、本当に、突然の事でした。


 しかも、あっという間に。


 私の手と腕の内側が見るも無残なくらい、ひどい手荒れに襲われたのです。




 インターン生時代にいたお店でも、ひとりの先輩が手荒れになっていた。

 かゆみと痛みに耐えながら、バンドエイドだらけの指で仕事をしている先輩を見て、

 可哀相だなと思いながら、その手を見ているお客様への印象を思うと、

 正直厳しいなと、その時、手荒れと無関係の私は思ったのです。


 しかし、4年目になって、自分も手荒れになり、

 同じような状況を味わうことになるなんて、

 ・・・・思いもしなかった。。


 手荒れって、美容師なりたてのシャンプーマンがなるものじゃないの?

 シャンプーマンの時はカラーのシャンプーだって素手で平気だったのに何故?



 信じられないと思う間もなく、私の手から皮膚を守っているバリア機能がなくなり、

 指を曲げる度に節が、パキパキ裂けて血が出たり、爪の間がグラグラし、膿がでて、

 かゆくて、痛くて、どんどん腫れあがり、そのかゆみが手の甲から、内側の腕まで

 広がっていった。

 シャンプーし始めると平気だが、終わってドライヤーする時はパキパキ割れ、

 パーマ液が付いた時には、やけどのように、とび上がるほど痛い。


 そして、お客様に「可哀相ね。」と言われるまでになってしまったのです。



 仕事がしたいのに、手が痛くて、つらい。


 痛いのを我慢して顔に出さなくても、見るからにヒドイ手は誰が見ても一目瞭然で。


 こんな手で、お客様に接することが申し訳なくて・・・、本当につらかった。



 スタッフは言う。

 「インターンの頃は平気だったのに何でだろうね。」

 よく、「手荒れのいる美容院は薬剤が悪い」と言う。私もそう思っていた時もあった。

 確かに強ければ発生率は高いだろうと思う。

 でも、前店も、このお店のシャンプーもこだわっており、限りなく弱い漢方系だった。

 バリア機能のない手には、ただの水でさえ乾燥を引き起こし、

 手荒れの原因になるのです。。

 では、なぜ、バリア機能が失われたか。

 原因はただひとつ。


 ストレス・・・。


 それしか考えられなかった。


 「一人暮らしを始めて、食生活が偏ってきたからですよ~。」

 そう笑って、自分のせいにしてた。


 でも、分かってた。

 入ってからの店長の攻撃に耐える毎日。

 でも、それをただ店長の悪口を言って発散させてたならこうはなってなかったのかも。

 (それは、ホントの解決策ではなく、逃げですけどね。)

 でも私は、すべては、自分に原因があると思っていた。

 店長に気に入られないのも、スタッフとなじめないのも、自分がいけない。

 話を聞いてくれる人もいない中、ひとりでただ乗り越えるしかないと、

 毎日、周りの空気を感じ、自分を責め、その時間を耐え、考える日々。


 そんな状況に体の機能が変わってしまったのです。



 唯一私の励みであるお客様との時間でさえも、

 目線が手にいっても言わないお客様をまた感じ、

 申し訳なさと、屈辱感と、悲しみで、

 精一杯やっても、浮かばれない気持ちが常に心を覆う。


 そして、手荒れであることさえもがストレスになり、

 どんどん悪循環に陥ってしまったのでした・・・。

 
 

 (写真はその当時、化粧品を使い続けると皮膚はキレイになっていくのか、
  を記録するために撮ったものです。
  ・・結果の写真は撮ることもなく、計画倒れの終わったのですが・・・。
  これも、ピンぼけですが・・、そのぐらいでいいかも、ですね。。)




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