2009年1月28日

ヘルパー実習(2)


 高齢化に備えてホームヘルパーの資格を美容師が持つのは
 良い事だろうと思って受講してみた。


 何年も経ち、もしお客様の体が不自由になっても、
 髪のお手入れをさせて頂くことができる!!



 ・・・しかし受講内容は、そう甘くない。。

 初めは、テキストに沿って勉強するだけだが、

 午後になると実際にベットを前にシーツの交換や、
 寝ている人を動かしたり、起こしたり。

 時には、自分が不自由な人の立場になって、
 目隠しして支えられながら歩いてみたり、
 車椅子に座って外に出たり。

 予想よりも人って重いし、見えないって怖い。

 車椅子の扱い方を知ったのは為になったけど、

 ちょっとの段差の度に苦戦し、緩い坂道でも恐怖だし、
 目線が低くて、行きたくても、走りたくても、走れない・・。


 
 普通に立って歩いてる人では分からない思い。。




 
 最終実地訓練では2日間、ある老人施設で実習をした。


 地味な作業から、食事のお手伝い、お風呂のお手伝い、
 介護士さんの仕事ぶりも見学した。

 介護士さんはみな頑丈なコルセットして・・
 「腰に負担がかかるから・・、痛める前から予防のために。」



 ・・自分がコレ!と思っている仕事と違う仕事の経験って、

 すごい考えさせられる。




 仕事の価値観、使命感など・・。




 美容室だと、お客様の反応をすぐに感じとる事ができるが、

 施設での介助では、分かりにくい。




 それでも、2日間なのに私の名前を覚えて頂いた方がいらして、

 嬉しかったけれど、それでももうお別れっていう寂しさもあり・・。




 お風呂後の髪をドライヤーで乾かすお手伝いの時には、


 コレは私の分野だぁー、なんてはりきってやったら、

 「アラ、あなた手つきがプロっぽいわねぇ~」

 「実は普段は美容師で・・。」

 「あら~!こんな所でプロにやってもらえるなんてすごく嬉しいわ~!!」

 なんて言って頂いて、私もすごく嬉しく思えたり!




 たまたま他の美容師さんがメイクの体験サービスをしに来ていて、
 様子を拝見させて頂いた。

 ・・・いくつになっても女です!

 口紅を塗っただけで、生き生きと、嬉しそうでした。

 (・・・私も、そっちの手伝いがしたい~!)



 最終日1日は入浴訪問サービスの実習。

 この会社、登録しているのは若い人達ばかり!!

 1台の車に4人ぐらいで1日8件ぐらい回る。



 入浴サービスは、時間に追われるので、スピードと体力が必要。



 だから若い人でなければ無理なのだ。




 ・・しかし、こんなに若い人が福祉サービスをしているなんて感心だっ!!



 なんて思ったりもしたが、そんなゆったりしてる暇もなく、

 私にもやらなければいけない雑用が沢山あり。。。





 体力と気配り(ここでは気回しかな)には自信があったけど、

 なんともいえないぐらい、

 ひどく疲れた記憶だけが今でもあるのです。。


 

   (3に続く。。)